初心者におすすめ!吹奏楽の名曲・人気曲まとめ
近年は京都アニメーションの人気アニメ『響け! ユーフォニアム』といった作品などを通じて吹奏楽に憧れて、自分も入部して演奏してみたいと考えている方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
もちろん、大人になってから趣味程度に少人数のバンドを組んで吹奏楽を楽しみたいとお考えの方もいるでしょう。
そんな皆さまのために、この記事では吹奏楽でよく演奏される人気曲の中でも、グレード2から3の初心者向けとされるさまざまなタイプの名曲を集めてみました。
初心者にとって参考となるのはもちろん、学生時代に吹奏楽を経験されていた方であればとても懐かしく感じられるかもしれません。
ぜひお楽しみください!
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初心者におすすめ!吹奏楽の名曲・人気曲まとめ
5つの宮廷舞曲ウィリアム・ブレイド
こちらの曲はウィリアム・ブレイドが作曲した『王のイントラーダ』『スコットランド舞曲』『コランタ』『2つのアルマンド』という5つの舞曲から編成されたフレキシブルアンサンブルのためのアレンジ曲です。
ブレイドはルネサンス後期からバロック初期に活躍したイングランドの作曲家で、宮廷楽長などを務めていた人物です。
当時ドイツでは、自国の音楽様式に外国の音楽のエッセンスを取り入れて発展させようとする動きが活発になっていました。
その中で、ブレイドはドイツの音楽様式のなかに母国イングランドの様式を混ぜて紹介し発展に大きく貢献したのです。
(まな)
エル・クンバンチェロRafael Fernandes
プエルトリコ出身の作曲家、ラファエル・エルナンデスさんによって作曲された名曲、『エル・クンバンチェロ』。
1943年にリリースされたラテン・ミュージックの作品で、現在は吹奏楽におけるラテン・ミュージックのスタンダード・ナンバーとして親しまれています。
コンガやボンゴといったラテンのパーカッションとドラム・セットが輝く楽曲で、全体を通して迫力にあふれています。
吹奏楽のドラム・セットはポップ・ミュージックとは雰囲気が異なるので、ぜひパーカッションを意識しながら聴いてみてください。
(Ryo)
アルセナールJan Van der Roost
世界的に活躍しているベルギー出身の作曲家、ヤン・ヴァン・デル・ローストさんによって作曲された楽曲、『アルセナール』。
吹奏楽部出身の方ならご存じだと思いますが、吹奏楽におけるスタンダード・ナンバーとして親しまれている楽曲ですね。
特段、奇抜なメロディーというわけではありませんが、格調の高いイギリスの行進曲をイメージさせるようなメロディーに仕上げられています。
王道中の王道ですので、初心者の方はぜひチェックしてみてください。
(Ryo)
星条旗よ永遠なれJohn Philip Sousa
元アメリカ海兵隊音楽隊隊長のジョン・フィリップ・スーザさんが作曲した行進曲、『星条旗よ永遠なれ』。
この楽曲は吹奏楽団におけるスタンダード・ナンバーとして長年に愛されている名曲です。
日本では運動会のBGMとして使用されていることもあるため、聞き覚えがあるという方は多いのではないでしょうか?
管楽器の迫力を全面に打ち出した音楽性は圧巻で、その迫力のおかげでイントロから作品に没入できます。
壮大で力強い行進曲が好きな方にオススメです。
(Ryo)
ジュピターGustav Holst
イギリスの作曲家グスターヴ・ホルストが作曲した大管弦楽のための組曲『惑星』のなかで最も有名なのが『ジュピター』です。
ホルストの出身国イギリスでは、『ジュピター』の中間部の旋律が愛国歌、イングランド国教会の聖歌にもなっているほど愛されています。
日本でも、2003年に歌手の平原綾香さんが中間部の旋律に歌詞をつけた『Jupiter』という曲を発売されており、大ヒットを記録しました。
皆さんもどこかで聴いたことがあるのではないでしょうか。
(まな)
アフリカン・シンフォニーVan McCoy
高校野球で甲子園に響く力強い応援歌の一つである『アフリカンシンフォニー』。
高校野球ファンの方々は、『アフリカンシンフォニー』といえばとくに智辯和歌山高校のアルプススタンドにいるブラスバンドを思い浮かべるのではないでしょうか。
智辯和歌山高校では1987年から同曲を応援歌として使用し、勝ちが進むにつれて繰り返し応援歌として流れることから高校野球ファンのなかでかっこよくテンションの上がる曲として人気曲になりました。
曲中のホルンの力強い音はアフリカゾウの雄たけびを表しているとされています。
(まな)